環境・福祉・創造の三位一体コンセプト(環境福祉学会より)のもとで、在宅で暮らす方たちの生活を持続できるような支援や調整を目的として企画、施工、アフターケアまでを行い、住宅改修と福祉用具販売を行っております。
障がいの有無に関わらず、また、多様な障がいに対応して、ご本人の身体機能と心情、生活の場、一緒に暮らす方との関わり方、生活ストーリーも含め、丁寧なアセスメントのもとでプランを作成し、施工いたします。
アセスメント力は、認知症高齢者、独居高齢者、障害者手帳をもつ方、生活保護を受給される方、行政独自助成制度を利用される方などの在宅生活を支える小規模多機能型居宅介護と、設計士、福祉住環境コーディネーター、福祉用具専門相談員が在籍する住宅改修事業と福祉用具販売事業を併設する総合力を基盤として培っています。
区の助成を活用して、1級建築士や他職種との恊働により、重度身体障がいのある方とご家族の4人様が、安心して暮らせるよう、利便性と耐震性の向上を図った室内全面改装です。
曲がり階段の壁面に、高齢者の身体特性にあわせた手摺を取り付けました。かざり柵にも手摺をまわして2階から1階まで階段外側を連続手摺としています。
区の助成を活用して居室にあるタンスと和室長押(なげし)に金具で固定しています。金具は複数の選択肢よりご家族と一緒に決定します。部屋の模様替えや畳替えの際には、脱着が可能な器具を使用しています。